Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
岡 潔; 山下 紘正*; 中村 哲也*; 植田 裕久*; 千葉 敏雄*
no journal, ,
双胎間輸血症候群(TTTS)を対象とした現行の胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術(FLPC)では、(1)レーザー光拡散により標的部位の焼灼エネルギー密度が低下する、(2)時に胎盤表面に垂直にアプローチすることが困難である(特に腹側付着胎盤の場合)、(3)レーザーファイバ先端と胎盤表面との測距ができない、(4)被焼灼血管の血流遺残・再発が確認できないという問題がある。このような背景の下、これまでにわれわれは外径2.2mmの複合型光ファイバスコープシステムを開発した。今回われわれは、安全・確実な手技を提案するため、本システムに対して、レーザーの反射光量を利用した距離計測機能及びレーザードップラーの原理を利用した血流計測機能を付加し、機能検証のため豚を用いた動物実験を実施した。その結果、水中にて520mmまでの連続した距離計測が可能であった。併せて、血管中を流れる血流量,血液量,血流速の測定が可能であることを確認した。